JazzEssay:第2話【アドリブって適当なの?】

今日は、ジャズに対する素朴な疑問

「アドリブって適当なの?」

にお答えしたいと思います。

 

その他のお話はこちらから・・・

JazzEssay:第1話【ライブが温泉になる?】

JazzEssay:第3話【「投げ銭」ってな〜んだ?】

 

 

<「アドリブ」に対する誤解>

ジャズにはアドリブと呼ばれる即興演奏がありますが、

「アドリブ」って、どんなイメージですか?

 

テレビや演劇でも、

台本にない事を言うことを「アドリブ」って言いますよね。

 

要は、「決められてないことをその場でやる」って意味なのです。

 

これ、ジャズにおいては、結構誤解されてる事があると思うのです。

 

・・・ジャズに詳しくない方に、こんな事を言われた事があります。

 

「アドリブって、その場でわき上がるパッション

皆がそれぞれに演奏するんでしょう?

それで、よく伴奏を合わせられるよね。」

 

「ジャズって、要はセンスだけなんでしょう?」

 

適当でもいいんですよね?」

 

・・・これ、全て誤解です。^^;

 

<適当でないなら、何をやっているの?>

ジャズのアドリブをあえて一言で言うなら、

変奏曲をその場で作っている」のです。

 

(変奏曲=「きらきら星変奏曲」が有名で、

曲の和声はそのままに、メロディがどんどん展開していく曲のことです。)

 

ジャズでは、

① 始めに、曲のメロディーを演奏します。

 

② 次に、曲のコード進行(和声)に合わせて、

各楽器が<即興で、変奏曲を作るように「アドリブ」をします>。

 

③ 最後に、またメロディーに戻ります。

 

これが、ジャズのアドリブの正体です。

決して、その歌と関係のない場所にすっとんで行く事はありません。w

 

だから、即興でも伴奏できるし、

センスだけでは勿論演奏できないし、

むろん適当では出来ないし、

わざわざそれを学ぶ為のスクールや大学があるわけですね。。。

 

<でも、演奏しない私に、関係ある?>

実は、これがジャズを聴く醍醐味の一つなんです。

 

たとえば同じ「星に願いを」でも、

ある人はこんな演奏をしているし、また別の人は・・・

と、聴き比べる楽しさがあるのです!

 

また、同じミュージシャンが同じ曲を演奏しても、毎回違ってきます。

同じ人のライブに毎日通っても、全く同じ演奏を聴く事はないんです!

 

ジャズは、こういう所が聴き所!

ちょっと玄人的な楽しみ方だったんですね。。。

 

・・・どうですか?

誤解が解けたでしょうか?

 

そして、今までジャズに興味のなかった方にも、

少し身近に感じてもらえたらいいな〜!と思います。^^

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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